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【現場のリアル】「最も強い者」ではなく「変化できる者」が生き残る。山形の介護現場から学ぶDXの真髄

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「変わらなきゃいけない」と分かっているけれど… 山形の経営者の皆様、お疲れ様です。IT経営参謀(テクノガイドヤマガタ)の小出です。 先日、山形県介護生産性向上総合支援センター様が主催された「生産性向上取組成果報告会」に参加してまいりました。県内の介護施設の方々が、どのように業務改善やICT導入に取り組んだかという、血の通った生々しい活動報告です。 その中で、厚生労働省の方の資料の最後に、進化論のダーウィンの言葉が紹介されていました。 最も強いものが生き残るのではなく、 最も賢いものが生き延びるのでもない。 唯一生き残るものは、 変化できるものである IT化やAI活用。やらなきゃいけないのは分かっているけれど、現場には温度差があり、反発もある。そんな「変化の壁」にどう立ち向かえばいいのでしょうか? 報告会で私自身がハッとさせられた、現場の「生の声」を皆様にもおすそ分けします。 ツールを入れる前に「文化と安心」を創る DX(デジタル化)が失敗する一番の原因は「ツールだけ入れて、現場の心をおいてけぼりにすること」です。昨日の報告会では、この壁を乗り越えた素晴らしい知恵が語られました。 「パソコン前」から「利用者様の前」へ (サテライト池幸園様) 記録業務の負担を減らすのは、決してサボるためではありません。入力時間を減らして生まれた精神的な余裕で、本来あるべき「利用者様の前」に立つ時間を増やすためです。 「数値」だけでなく「言葉」にする (ひいなの里様) 改善を進める際、データだけを見るのではなく、現場の課題をしっかり「言語化」することが大切です。また、職員の間に温度差があることを前提とし、一過性の取り組みではなく「文化を醸成する」ことを柱にしたからこそ、定着に繋がったそうです。 徹底して「現場のペース」に寄り添う (南陽の里様) ICT導入の際、全員を集めていきなり説明すると「できなければ辞めるしかない」という極端な不安を生んでしまいます 。そこで、3〜4人の少人数で丁寧に指導し、「間違えても大丈夫!事務所で直せます」と声をかけ続けたそうです 。まずは「終了ボタンを押すだけ」という小さな成功体験を同行訪問で積ませることで 、平均年齢72歳のヘルパーさんたちもスマホ記録ができるようになりました 。専門家から受けた「寄り添い」を、そのまま現場のスタッフへの「寄り添い」に変えた...