補助金がない業界の落とし穴。「ITは関係ない」と笑う社長が直面する「茹でガエル」の恐怖

属人化と茹でガエル現象の危険性を表すイメージ

山形の経営者の皆様、毎日現場の最前線でのお仕事、本当にお疲れ様です。皆様の「デジタル右腕」こと、テクノガイドヤマガタの小出です。

最近、経営者の皆様とお茶を飲みながらお話ししていると、業界によって「ITに対する熱量」が全く違うことに気づきます。

例えば、介護業界(処遇改善加算)や建設・製造業など、国からの補助金や制度変更の波(アメとムチ)が押し寄せている業界は、必死にIT化を進めています。 一方で、そういった国の制度が特にない業界の社長からは、こんな言葉をよく聞きます。

「うちはITなんて関係ないよ。現場は今のやり方で回っているから」 「パソコンのことは全部、事務の〇〇さんに任せているから大丈夫!」

お気持ちは痛いほど分かります。日々の資金繰りや人材不足への対応で精一杯なのに、見えない「IT」にまで気を回す余裕なんてありませんよね。

でも、少しだけおせっかいを言わせてください。 「とりあえず回っている」……それ、本当に大丈夫でしょうか?


見えない時限爆弾①:「〇〇さんに任せている」という極限の属人化

「パソコン関係は、詳しい〇〇さんに全部丸投げしている」 実はこれ、会社にとって最も危険な時限爆弾です。

想像してみてください。もし明日、その〇〇さんが急病で1ヶ月休むことになったら? あるいは、突然退職してしまったら? 「パスワードが分からない」「給与計算のやり方が分からない」「お客様への請求書が出せない」。会社が文字通り「ストップ」してしまいます。

これは「任せている」のではなく、会社の大動脈をたった一人の個人に「依存」している状態です。特定の人がいないと回らない属人化の極みは、いつか必ず爆発する時限爆弾です。


見えない時限爆弾②:じわじわと進む「茹でガエルの恐怖」

もう一つの罠が「目に見えるトラブルがない」ことです。 カエルを水に入れてゆっくり熱していくと、熱湯になっていることに気づかず茹で上がってしまう……という有名なお話があります。

「うちは関係ない」と昔ながらのアナログなやり方を続けている間にも、ライバル企業は少しずつITを使って「無駄な残業の削減」や「お客様への素早い対応」を進めています。 数年後、「よし、うちもITを入れよう!」と気づいた時には、すでに追いつけないほどの圧倒的な差(コスト競争力や人材採用力)が開いてしまっている。これが「茹でガエル」の本当の恐ろしさです。


フェラーリは要らない。まずは「足元の砂利道」を直視しよう

「そうは言っても、高い最新システムなんて買う余裕はないよ!」 その通りです。私がここで言いたいのは「何百万円もする最新のITシステム(フェラーリ)を買いましょう」ということではありません。

未舗装のガタガタ道にフェラーリを走らせても、すぐに壊れてしまいます。 私たちが今すぐやるべきことは、自社の足元(砂利道)を直視し、どこに穴が開いているかをプロと一緒に洗い出すことです。

  • 「うちの会社のブラックボックスはどこか?」

  • 「誰に、どんな業務が依存しているか?」

まずはこの「現状把握」という守りの一歩を踏み出すこと。それこそが、会社と社員を守る経営者の「論語(思いやり)」であり、組織を淀みなく動かすための「算盤(仕組み)」の第一歩です。

何か大きな事故が起きてからでは遅いです。 まずは私と一緒に、自社の足元の「健康診断」から始めてみませんか?


🛡️ 本日のまとめ: 「とりあえず回っている」は黄信号です。

特定の担当者への依存(属人化)から脱却し、会社を守るための「足元の現状把握」から始めましょう。

「うちのIT、実は担当の〇〇さんが辞めたら完全にブラックボックスだ…」 「システムにお金をかける余裕はないが、今のままでいいのか漠然とした不安がある」

そう感じた社長、まずは「お茶飲みついでの感覚」で、私に現場の悩みをぶつけてください。専門用語は一切使いません。今の予算と環境でできる「一番身近な解決策」をご提案します。


【組織の未来を創る3つの支援ステップ】

  • 【STEP 1:診断】 IT健全化アセスメント(自社のブラックボックスとリスクを徹底的に洗い出します)

  • 【STEP 2:構築】 DX仕組み構築プロジェクト(人に依存せず、現場が自走できるルールを作ります)

  • 【STEP 3:伴走】 IT経営参謀(あなたの会社の「IT部門責任者」として共に歩みます)


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