【IT活用】「答え」ではなく「問い」を。ビジネスを加速させる生成AI「壁打ち」の具体策
高校生たちが実践した「壁打ち」とは何か?
先日の山形中央高校での特別講義。生徒たちが取り組んだのは、AIに答えを教えてもらうことではなく、AIを「練習相手」にして自分の考えを磨く「壁打ち(スパーリング)」でした。
「新入部員を増やすには?」という問いに対し、AIからの鋭いツッコミ(問いかけ)に応じることで、生徒たちは自分たちでも気づかなかった「部の強み」を自ら発見していきました。
この手法、実は「孤独な決断」を迫られる経営者にこそ、今すぐ取り入れてほしい武器なのです。
失敗しない「壁打ちプロンプト」3つの型
「AIに何を聞けばいいかわからない」という方のために、明日から使える3つのテンプレートを用意しました。コピーして、ChatGPTやGeminiに貼り付けてみてください。
① 「課題の深掘り」型(思考の整理)
「私は山形県内で〇〇業を営む経営者です。現在、[採用難]という課題を抱えています。この問題を解決するために、私が見落としている視点や、考えるべき論点を5つ質問してください。一気に回答せず、1つずつ質問してください。」
- 解説: AIに答えを出させず、あえて「質問させる」ことで、経営者の頭の中にあるビジョンを引き出します。
② 「顧客の視点」型(マーケティング)
「あなたは[30代の山形在住の若手会社員]になりきってください。私が提供する[新サービス名]のチラシ案を見て、正直に『怪しい』『自分には関係ない』と感じるポイントを3つ指摘してください。」
解説: 自分で自分の案を否定するのは難しいもの。AIに「厳しい顧客」を演じさせることで、客観的なブラッシュアップが可能になります。
③ 「渋沢栄一」型(経営判断のバランス)
「新事業を計画していますが、利益の追求と地域貢献の両立に悩んでいます。論語と算盤の視点から、この事業計画を評価し、道徳と経済を両立させるためのアドバイスをください。」
解説: 私が大切にする「倫理と利益の両立」をAIにシミュレーションさせます。
「道具」を「仕組み」に変えるのは経営者の役目
プロンプト(AIへの頼み方)は単なる言葉遊びではありません。それは、経営者の「想い」を「成果」に変えるための設計図です。
高校生たちがChromebookを軽やかに使いこなしたように、私たち大人がこの「新しい道具」を使いこなせば、山形のビジネスはもっと面白くなるはずです。
ただし、注意点が一つ。AIは便利な「鏡」ですが、映し出すべき「自分たちの想い(論語)」がなければ、空っぽの答えしか返ってきません。
「まずは一緒に壁打ちしてみませんか?」
高校生たちが30分で新しいアイデアを形にしたように、御社の業務も「正しい問い」と「仕組み」があれば、劇的に変わります。
「うちの会社なら、どうAIを使えるだろう?」 「まずは今のセキュリティやIT環境を整えたい」
そう感じた経営者の皆様、まずは「お茶飲みついでの感覚」での無料セキュリティ診断(IT活用相談)から始めましょう。 山形の現場を知り尽くしたIT経営参謀として、私が全力で伴走いたします。

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